稀少な価値観を楽しむこと

コミュニケーション

あなたのアイディアがなかなか伝わらないとき

伝える側と受け取る側の価値観のズレ

あなたは、素晴らしいアイディアが浮かんで、上司に伝えてみたり、部下に伝えてみたりするときに、なかなか伝わらないことはないでしょうか。絶対にいいことが起きるはずなのに、誰もわかってくれなくて諦めてしまうと、テンションが下がってしまいます。

アイディアには、あなたの価値観があり、受け取る相手にも価値観があります。あなたや相手の経験や人との出会い、読んだ本や見た映画など、いろんなところから価値が養われていきます。

あなたと相手との価値観の違いが、アイディアが伝わらない原因になっているかもしれません。

価値観の違いを埋めていくコミュニケーション

もしあなたが部下のアイディアを受け取ったとき、自分の背景と価値観で受け取ってしまうことはないでしょうか。そこから相手とのコミュニケーションがズレていくこともあります。

では、価値観のズレはどのようにして近づけていけばいいでしょうか。

今話をしているのは誰か?

あなたがアイディアを話している時に、あなたから出たキーワードを拾って話し始める人はいないでしょうか。「あれ?まだ話し終わっていないのだけど・・・」と。相手からすると、アイディアを広げてワクワクしていたりして、ズレが気づかないうちに起こります。

本当に話したいことの中に、何度も出てくるキーワードに価値が見えることがあります。もしあなたが話している時に他の誰かの話に切り替わったとしたら、その人の価値を見つけてみましょう。そして、あなたが話す番になったときに、その人の価値に寄り添った言葉で伝えてみてください。

相手が話を聞いてくれていたという安心感で、あなたの話を前よりも受け止めてもらえるかもしれません。

相手の価値観を少しずつ知っていく

相手が話していることが、自分が想像していることではないと一旦思うことも大切です。あなたの価値観を一旦手放します。自分になかった価値観から、可能性がどんどん広がっていきます。

もし、10人のうち1人だけ違うことを言ったとしたら、それは稀少な価値観です。多くの人が思うことは、すでにどこかで見聞きしたり体験をしているだと思います。潜在意識の中に、その出来事があるので、ほとんどの人が忘れてしまっています。

アイディアを理解できないことがあったとしたら、興味を持ってどんどん掘り下げていくのもいいと思います。新しい考えを知る事ができるいい機会ですし、いつもと違った脳を使うチャンスです。

その考えなら、こんなのはどうかなとかと、話も広がって、話すたびに価値のキーワードが出てくるので、あなた自身のことも、相手のことも知る事ができてきます。

稀少なアイディアの取り扱い

稀少な意見を広げるといいと言いましたが、すべていいわけでもないし、すべてダメなわけでもないので、話は聞いてからだと思います。対話することによって、本当にその場にぴったりなアイディアでまとまります。

稀少な意見ほど、価値観の違いを埋めなくてはならなくて、熱を持って明確に伝えなければいけないかなと思います。言語化してもよいですし、イラストにしてもよいです。あなたが得意な方法で、諦めないで、いろいろな形で伝えてみてほしいです。

価値観は伝えるのがすごくむずかしい

価値観を伝えることが難しいのは、自分自身の価値観を知る事も難しいからです。あなたの価値を知る診断は、TCS講座のテキストにありますので、気になる方はぜひ受講してみてください。

または、よく話をする人に「私はどんな言葉をたくさん使ってる?」と聞いてみるのもよいと思います。3つくらいあると、価値観が見えやすいかもしれないです。

目がきらきらして、話が止まらなくなっているときによく出てくる単語

プライベートでは、仕事の話は退屈そうに話しているのに、大切な価値の話になると、目がきらきらして、積極的にどんどん言葉が出てくることがあります。コーチングしていて感じるのは、その価値の関を切る役割も持っているんだなと言うことです。

質問ではない普通の話の中で、肩の力を抜いた状態のときに、いつ会ってもSNSを見ても、何度も何度もその価値を伝えることが止まらなくなっているクライアントさんがいます。価値を大切にしていると、同じように価値を大切にしている人が集まってきます。それが同じ内容ではなかったとしても、「価値を大切にする」という共通項が相手の価値も大切にしていきます。

あなたのアイディアと相手のアイディアが重なるとき、きっと思っていたより最高なゴールにたどり着けます。

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