褒められたら反応に困る…成長への大きな波を逃さない!

あなたは褒められたときに素直に反応できていますか?

あなたが褒められた時、ついつい「そんなことないですよ。」と言ってしまってないでしょうか?その時、相手とあなたの間には何が生まれるでしょうか。そして素直に受け取った時には、どんな未来が待っているでしょうか。

「ありがとうございます」と「そんなことないですよ。」の2つの答え方だったら、どちらの方で答えることが多いですか?その時、心の中はどのような気持ちになっていますか?

「そんなことはないですよ。」と答えてしまうと、相手の言葉をダイレクトに否定してしまい悲しい気持ちになる人もいるそうです。あなたが誰かにいいところを伝えたときに、相手が困った顔をするのと嬉しい顔を見るのは、どちらを期待していますか?

あなたが誰かに褒められたということは、あなたのいいところを伝えてくれたということなので、その気持ちを受けとめる反応をするといいかもしれません。

また、大きな頼まれごとをして嬉しくても、「でも、わたしにはまだ無理かも」と返事をしてしまうことで、その謙虚さが、あなたの成長のチャンスを逃してしまうことになってしまうこともあります。あなたが無理だという想いを尊重して、その後声がかからなくなることもあります。

とはいえ私は、本当に大したことがないのにな…と思う時もあります。「そんなことないですよ」を別の言葉に言い換えてみるといいかなと思います。応援してもらえたら嬉しいという照れ臭い言葉も、スッと伝えられるようになるといいですね。

「私はたいしたことがない」と言った時、隣で悩む人がいた

私は県外から結婚を機に旅館に嫁ぎました。地域の魅力を宿泊者向けに発信したり、地域活動をしたり、旅館でも人が集まるイベントを企画したりしたので、嫁いでから3ヶ月しないうちくらいに主人より目立つようになりました。そうすると、主人と一緒にいるときに「奥さん活躍してますね。」と言ってもらえることがあり、本心は嬉しいものの、主人に悪いなと思ったりしていました。

私が「たいしたことをしてないのにね。」と言ったとき、主人には私が何もしてなかったら自分なんてほんとになにもしてないというようなことを言われました。私は気を遣ったつもりが、かえって主人を悩ませてしまっていてようです。私はまちなかで誰かに褒められた時に、どういう風に答えればよかったのだろうか…。

私はそれから、旦那と一緒に歩いていていて声をかけられて、主人を立てようとするたびに溝が深まっていったので、素直に感じたことだけを伝えるようにしていきました。

認められていないような感じになると、「どうせ私は…」という口癖が増えていきます。そうなると、褒められたことよりも嫌なことを言われた方を重視するので、褒められても「そうやってなぐさめてもらわなくてもいいよ。」となったりします。

人はそんなにたやすく認められるものではないのですが、それは「認める認めない」という考え方がないというのもあるかなと思います。人によって褒めることも認めるということも捉え方がそれぞれ違うので、相手の捉え方を日々の会話でつかんでおくことも大切かなと思います。

自信のなさをアピールしてダメな自分を演じること

私は、市のまちづくりのパネリストとして声がかかったことがあります。ちょうど主人に他の予定が入ってしまい、私は主人に出かけることを譲ったことでチャンスを逃してしまいました。とてもいい機会だったし、たくさんの人に知ってもらえたり、考えを伝える機会を得れると思った瞬間の喜びから一転して、気持ちがとても悪い方に揺らぎました。主人は立場だけで行ったのでしばらくの間、根に持っていました。

その頃、私の話をよく聞いてくださっていた方も登壇することになり、私が登壇できないことになったときに私が伝えたのは、「きっと今の私にはまだ早かったんです。」という言葉でした。本当は選ばれた事が嬉しかったし、大勢の前に出ることもワクワクしていたのに、その気持ちを誰にも伝えずに今の自分の未熟さだけをアピールしていたのです。その後は、そのような話に声がかかることがなくなりました。

本当は、「あなたがパネリストとして出るべきだったのにね。」と言って欲しかったのだなとか、もっといろいろな人に活躍を知って欲しかったのに、裏腹な言葉で私を守っていたのです。それは私がパネリストとしてうまくできなかったかもしれないという状態から逃げていたのかなと、後で思いました。

自信を持って「はいっ!私すごいんです!」という気持ちで「ありがとう」を言えるために

自分の目標よりも誰かのための”何か”大きなことのために

自分自身で頑張っていると、そんなに何もしていないような気がしますが、他の誰かが関わっていたり、目の前にいないけど役に立ちたいと思える人がいたりすると、どんどん前に進んでいくことができます。そこで大切なのは「実践すること」です。実践なくして、自分のものにはなっていきません。

実践すると怪我をしたり心が傷つくことがある

実践していくと、否定されたり失敗したり、その時の自分の感情に嫌になったりすることもあります。自分だけの目標だと、その目標への距離が遠いほど、そこで終わりになることも多いです。

でも、やってみたから「これはちがうな」と知って諦めがついて、次に進んでいくこともできます。強くなっている時は、何かに夢中になっていて、エネルギーに溢れているときなので、どんどん突破していくことができます。なので、「誰かの何かのために」がとても大切です。

あなたのやっていることはいいことなんだよ、大丈夫!!

「そんなことないですよ。」の裏には、「わたしが大それたことをしてもいいのかな」という躊躇が生まれることもあります。そんなときは、あなたの心の中や、他の誰かにこう言われてると思って、前に進んでみてください。

「あなたのやっていることはいいことなんだよ、大丈夫!!」

 

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